題

 
 こんにちは! バロネスEメールマガジン編集部松田です。

日ごとに秋の色が濃くなっています。

愛知県は日中はまだまだ暖かいですが、朝晩との気温の差があります。

こんな時は体調を崩しやすいですので

おいしい物をたくさん食べて栄養を補給しましょう。

今回は

芥屋ゴルフ倶楽部 廣川和幸様の『2011年のトーナメントを振り返って 第1回』と

『バミューダグラスを活用したグリーン管理実況レポートB』

そして『日産スタジアムの潜入レポート第2回』

などをお送りいたします。

それでは、よろしくお願いいたします。

ばろこちゃん


☆ 今回のメニュー ☆

 【1】 2011年のトーナメントを振り返って 第1回
                                      (芥屋ゴルフ倶楽部 廣川和幸様)

 【2】 バミューダグラスを活用したグリーン管理実況レポートB
                                    (株式会社 共栄社 営業部 蔵地)

 【3】 2002年FIFAワールドカップTMの決勝会場『日産スタジアム』を潜入レポート!第2回
                                    (株式会社 共栄社 営業部 廣田)

 【4】 よりよいパッティングサーフェスのためにバロネスができること
                                    (株式会社 共栄社 営業部 大谷)


【1】 2011年のトーナメントを振り返って 第1回

▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽

今回、福岡県にあります芥屋ゴルフ倶楽部のグリーンキーパーである廣川和幸様に

8月25日〜28日に開催された『VanaH KBC Augusta GolfTournament2011』の

トーナメント終了までのドキュメントを執筆していただきました。

トーナメントが終わるまでの、関係者との打ち合わせや、コースを管理する様々な出来事を拝見すると

あらためてゴルフコースは生きているんだと実感します。

今回は大会96日前〜8日前までのレポートです。

それでは貴重なレポートをお読みください。

コース

    2011年のトーナメントを振り返って

    福岡県 芥屋ゴルフ倶楽部 グリーンキーパー 廣川和幸

    この大会も1973年の第1回より数え今年で39回を終了しました。

    最初の10年間は福岡市近郊の福岡カンツリー倶楽部で開催されていました。

    芥屋で行なうようになってから29年です。

    この29年間で大会の雰囲気、コースのセッティング、それに対するメンテナンスは随分変わりました。

    特にグリーンに要求されるものが大きく変化しました。パッティングの際のボールの転がり、所謂スピードです。

    スティンプメーターを使い数値で何フィートで表し、高い数値を目標とするようになり、競争となってきました。

    この問題に触れれば長くなりますので、ここではこれくらいにして

    トーナメント終了までの経過を順を追って記して参りたいと思います。

    

    大会名 『VanaH KBC Augusta GolfTournament2011』

    開催日 平成23年8月25日〜28日

    会場  福岡県糸島市志摩芥屋1-1 芥屋ゴルフ倶楽部

    

    5月20日大会96日前

    コースの第1回目の下見

    JGTOに主催者・テレビ関係・看板等設営業者・それにコース管理より4名と

    日頃より芝作りのご指導を頂いているK氏などが同行した。

    JGTOの理事・ディレクターがプレイしながらコースの状態をチェックして行く。

    ラウンドが終了後、全員でミーティングとなる。その席でコースを見ての感想と意見が発表される。

    昨年同時期に比較すると全体では良いようだが

    「グリーンをもっと転がりが出るように作って欲しい」などの意見が出された。

    『8月のコウライグリーン10フィート、厳しいなあー、けど今年こそ』


    5月25日・大会91日前

    バンカーの縁切り作業開始

    全部で66個あるバンカーのエッジを切り、砂を移動し、面を整える。

    エッジが綺麗に整備されていると、コース全体が格段に引立ちます。


    6月1日・大会85日前

    シルバー導入

    大会の人員を確保するためにグリーン刈り込み要員として5名を導入した。

    全員未経験者のため技術指導から始めたが、大会には全員戦力となった。


    6月17日・大会68日前

    グリーン周囲の雑木整理

    この作業は今年になって急に始めたものではないが、ギャラリー目線でトーナメントを観戦しやすく

    そして、年輪を重ねたクロマツが多く存在しているので、それを見せるために行なう。


    6月24日・大会61日前

    グリーン周囲の雑草処理

    チドメグサ・ハマスゲなどの雑草が目立つのでインプールを撒く。


    6月28日・大会57日前

    17番フロントティーの改修

    着工が遅いのだが、使用されていない通路や一部裸地が目立つ。

    放映ホールでもあるので実施した。

    完工し養生期間を経て大会16日前に使用開始したが

    その間、大会用のティーを使用していた為ディボット跡が戻りきらなかった。


    7月5日・大会50日前

    グリーンの今年第1回コアリングを実施

    タインの径が8ミリを使い深さ72ミリのコアを抜き

    目砂を入れ、擦り込んだ後、ローラーを掛けて仕上げる。


    7月8日・大会47日前

    フェアウエイに施肥

    有機化成(N10−P6−K3)20g/u。


    7月22日・大会33日前

    フェアウェイの一部に軸刈りが発生

    今年はカートの乗り入れ制限を実施。その影響もあってか芝は元気でいいのだが

    この状態では大会の刈高12ミリは実現できそうにない。

    そこで一旦軸刈りの進行を防ぐため刈高を今の14ミリから16ミリに上げた。


    7月24日・大会31日前

    フェアウェイやラフなどの芝が焼ける

    ここ10日間の降雨量の合計は2ミリを下回り、水不足のため芝が

    黒っぼくなりだしたので、夜間に自動で全ホールに水を撒き始める。

    結局8月の13日まで連続で21日間撒くことになった。

    この間にも昼間の補助散水を欠かさず、焼けの拡大を防いだ。


    7月25日・大会30日前

    グリーンにバーチカルを掛ける

    グリーンは芽数が多くマット状になり現在3.5ミリでの刈り込みの際に手押しモアが真直ぐに進みにくく

    また転がりも8フィートに届かず目標の10フィートには程遠い。

    まず芽をすいてやり、砂を入れない事には改善は望めないと思い

    乗用モアにバーチカルユニットを取り付け、マイナス3ミリで掛けた。

    20面あるグリーンをグリーンごとに少し深さを変え、ダブル掛けやトリプル掛けをする。

    平均750uあるグリーンから砂やサッチが軽トラック軽く一台位出た。

    バーチカルが終わると次の刈り込みの前に砂を入れて擦り込む。

    20面で30トンの焼砂を入れた。作業が終わったグリーンは磨いたような光沢が出た。

    時期としてはあと一ヶ月程前に、この1回目が出来れば良かったと思った。


    7月29日・大会26日前

    第2回目のコース下見

    関係者10数名で早朝6時30分位からコースへと繰り出す。

    前日は本番に備えて、フェアウェイやティグランドはクロスカット。

    ラフ以外の刈込みをすべて行い、当日のグリーンは刈高こそまだ4.5ミリだがローラーを掛ける。

    今日はかなり緊張する。どんな事を言われるのかドキドキです。

    グリーンはまだ砂が見えてる状態で濡れていると、ボールに砂が付きます。

    いよいよグリーンに上がりディレクターがカップめがけてパッティング。

    ボールはやや上りのラインをカップの横10センチ位で止まった。

    無言で10センチのパットを沈めボールを拾い上げると

    うなずきながら私の顔を見て「転がりいいんじゃないですか」。

    ほっとして緊張が少し解れた。


    その後もディレクターは昨年のグリーンの印象がよほど強かったのか

    「今年はグリーン頼みますよ」と大会直前まで何度となく私に言っていた。


    日に日にプレッシャーが増していった。


    コース全体が水不足でフェアウエイやラフはかなり焼けていて

    それを心配する関係者が多かったが、ラウンドを終えての感想で

    コースセッティング理事から

    「今年は良いコースコンディションなので大会が期待できそう」

    と嬉しいコメントがあった。


    8月1日・大会24日前

    バンカー縁切り2回目終了


    8月3日・大会22日前

    グリーンに目砂入

    細めの砂を0.4ミリ厚で入れる。


    8月4日・大会21日前

    フェアウェイのバーチカルを断念

    雨が降らずフェアウェイに芝が焼けている部分が多くあり

    機械の踏圧によるダメージが予測されたのでバーチカルを断念。

    同時に目砂もやれなくなった。結果として刈高を下げる事が出来なかった。


    グリーン周囲のラフを40ミリで刈る

    大会前の最後の刈り込みである。


    8月5日・大会20日前

    フェアウェイの芝刈機械が準備完了

    手持ち3台にデモ機1台を借りれることになり4台が揃う。

    しかし4台が同じ機種ではないので刈り幅が狭い2台を

    放映ホールがあるインコースに使用する事にした。


    8月8日・大会17日前

    バンカー周囲の刈り込み

    乗用3連モア・フライモアで刈り込む。


    8月10日・大会15日前

    左右のラフ刈り込み

    7連ギャングモアと5連ロータリーモアを使いフェアウェイ両サイドの

    ラフを60ミリで刈込む。


    8月11日・大会14日前

    グリーンに第2回目のバーチカルを掛ける

    前回の半分のマイナス1.5ミリですべてシングル掛け、同時に焼き砂も入れる。

    今日の刈高4.0ミリ。

    カート路改修工事完了

    今年の4月4日よりカート路の全面改修に着工。

    芝生管理のシーズンと重なり、大会までに終わるだろうかと大変気になっていたが

    本社を含め全員で暑い中、芝張りをして間に合わせる事が出来た。


    8月12日・大会13日前

    グリーンのタ方刈りを始める

    朝は26吋の手押しモアで刈り、午後4時頃から乗用モアで刈る。

    刈込み回数を増す事で葉先を揃え芽数を増やし、面を整えて行く。


    8月13日・大会12日前

    13番ガードバンカーの法面補修

    人がバンカーに出入りする場所のせいか足跡状に芝が傷んでいる。

    今、張替れば間違いなく修理地となりそうだ。なんとかそれは避けたい。

    悩んだ末、傷んだ部分のみを切り取りその部分に厚く剥いだ芝を差込み。

    目串を深く打込み見えないようし、仕上げに周りの芝と同じように葉先を揃えた。

    この部分は大会終了まで修理地になることもなく、トラブルもなかった。


    8月14日・大会11日前

    ティーインググランド周囲の刈込み

    乗用ロータリーモアとフライモアで短く刈り揃える。

    そしてティーからフェアウェイまでのラフは短くして清潔感をだす。

    今日のグリーン刈高は3.8ミリ、転がりは8フィート弱。


    8月16日・大会9日前

    大会の作業の担当を発表する

    昼のミーティングの時に全員に資料を渡し説明する。

    殆どのスタッフが昨年までの経験があるので大きな混乱は無かったが

    一部には作業に対し殆ど経験のない者もいた。

    林内の刈り払い作業にアルバイト4名導入

    林の中の雑草を短期間で刈り払わなくてはならず

    アルバイトに機械を持ち込みで作業をお願いする。


    8月17日・大会8日前

    グリーンに目砂入れ

    細めの砂を0.2ミリ厚で散布する。

    大会前に撒く砂としてはギリギリのタイミングである。

    しかし撒かないと3.2ミリカットは厳しく10フィートは無理と思われる。

    以後雨が続き、大会の時にはすっかり馴染んでいた。


    次号へ続く…

    (芥屋ゴルフ倶楽部 グリーンキーパー 廣川和幸)

vanaH

次回は大会7日前〜大会終了までのレポートをお送りいたします。

矢印 トップへ戻る
【2】 バミューダグラスを活用したグリーン管理実況レポートB

▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽

昨年の猛暑もあり、夏季のグリーン維持の為に高麗グリーンの見直しや

バミューダグラスへの移行を検討されているコースも多いのではないでしょうか?

その流れに先駆け、バミューダグラス(ティフドワーフ)を採用し

昨年夏季もグリーンの状態が良いと評判になった岐阜本巣カントリークラブのグリーンキーパー・藤原竜彦様に

今年のグリーンの管理状況の実況レポートをお願いしました。

第3回目は、8月の管理レポートです。


    藤原グリーンキーパー様のお話

    バミューダグラスを、手探り状態の管理の中で3シーズン目を迎え、いくつかの問題が発生した。

    秋季からの日照不足と、冬季の凍害。

    バミューダグラスは、ベントグラスと違い、午前より、午後の光の方が重要で

    午後の日照条件の悪い4ホールが影響を受けた。

    太陽の角度が低くなる9月の下旬には、午後の日照条件の悪いホールでは生育が落ちてくる。

    冬季でも日当たりの良さは大切である。

    今年の冬には西日が当たるよう、樹木の伐採の計画をしている。


    スプリングデットスポット

    これまで10年以上、フェアウェイ、ティーにバミューダグラスを使用してきたが、発生していなかったので

    更新作業をしっかりしていれば大丈夫と思っていたがあまかった。

    7月12日からの使用となったバミューダグラスの、日照と気温条件が揃った時の瞬発力はすごい。

    予定としては、5月の連休明けに、バミューダグリーンを使用して

    ベントグリ−ンの更新作業を強くする予定でいたが変更せざるを得なかった。

    せっかくの2グリーンの良さを活かしたい。来シーズンに向けて、秋からの防除対策を検討している。


    ドライスポット

    昨年までは2ホールに少し発生した程度だったが、今年は殆どのホールで発生した。

    枯れるわけではないが、まだらに生育にむらができ、コンディションに影響する。

    月2回、雨中に浸透剤を撒布している。


    殺菌剤による薬害

    8月下旬にスポット撒布した殺菌剤により、抑制してしまった。

    因みに同じ薬剤をベントグラスに撒布しているが問題なかった。

    強いと思われているバミューダグラスも鉄剤やプリモなど、かなり感受性が高い。

データ

       
コアリング
ティフドワーフ
ベントグラス
ベントにバーチカル

    ご  紹  介

    岐阜本巣カントリークラブ 藤原 竜彦様

藤原キーパー

      <主な最近のご活動>

      ○ 2010ジャパンターフショー・イン名古屋

      パネルディスカッション

      「異常気象に立ち向かうグリーンの管理」のパネラーとしてベントグラス、刈高信仰への警笛を唱える

      ○ 2011年5月号ゴルフ場セミナーにて

      バミューダグラス(ティフドワーフ)の導入について 掲載 等

(株式会社 共栄社 営業部 蔵地)

矢印 トップへ戻る
【3】 2002年FIFAワールドカップTMの決勝会場『日産スタジアム』を潜入レポート!第2回

▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽

ロゴ

第2回 『日産スタジアム』のイベント(コンサート)時のフィールド管理のお話


夏の屋外コンサートの会場として、『日産スタジアム』は利用されています。

2010年はEXILE(エグザイル)、X- JAPAN(エックス・ジャパン)のコンサートが行われ

2011年はMr.Children(ミスターチルドレン)のコンサートが行われます。

野外コンサートも大事な行事になります。

多くの観客が収容出来て、交通の便利が良い会場は限られています。

また、公共施設である『日産スタジアム(新横浜公園)』にとって、収益面での魅力があります。

今回は、イベント時のフィールドの管理について柴田グリーンキーパー様にお話を伺いました。

    柴田グリーンキーパー様のお話(取材日は7月15日)

    真夏に芝生のフィールドをコンサート会場として使用することは

    芝生が蒸れ、芝生に大きなダメージを与えることになります。

    コンサート会場として使用することで、芝生を枯らすことは出来ません。

    そのために、コンサートなどの過酷な条件でも耐えることの出来る、元気な芝生を作ることを

    重点にして管理します。過保護に育てることはしません。

    コンサート後は、まず散水をして、芝生の様子をしっかり観察します。

    弱っている芝生の上に、「人・機械」をすぐに乗せて作業することはしません。

    「人・機械」が芝生の上に乗ること自体がストレスになります。

    芝生にこれ以上のストレスを掛けないで、まずは観察することが大事です。

日産スタジアム

    日々の管理、特に更新作業は、フィールドの利用状況、天候、芝生の状態をしっかり観察して

    その状況に応じた作業を行っています。芝生の管理で一番大事なことは芝生を観察することです。

    芝生管理を一文字で表すと「観」になります。

柴田キーパー

柴田グリーンキーパー様、ありがとうございました。

このように『日産スタジアム』では、コンサートなどのイベントを開催するために

元気な芝生を作る管理をされています。

『日産スタジアム』では、一般の方々にもスタジアムを見学できるツアーを行っています。

ワールドカップ・スタジアムツアーを少しご紹介します。

日産スタジアムは2002FIFAワールドカップTMの決勝戦の会場でした。

日本がワールドカップで初勝利を飾った対ロシア戦なども開催されました。

あの感動をもう一度体感できる「ワールドカップ・スタジアムツアー」が行われています。

日産スタジアムの美しい芝生のフィールドを実際に見学することが出来ます。

ぜひ、夢の舞台を体感してみてください。

スタジアムツアー

次回はフィールドの大きさとフィールドのゼブラ模様(しましま模様)についてのお話をお送りします。

→日産スタジアムのホームページはこちらから←

(株式会社 共栄社 営業部 廣田)

 トップへ戻る
【4】 よりよいパッティングサーフェスのためにバロネスができること

▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽

今年の春にモデルチェンジをした、バロネス自走式グリーンモア『LM18・56・66シリーズ』。

今回は、その一部をご紹介させていただきます。

また、単品カタログも洗練されたデザインで一新し、内容も非常に豊富となっています。

皆さん日々お忙しいとは思いますが、一度じっくりとお読みいただけたら幸いです。

カタログ

↑クリックするとカタログがご覧いただけます(PDFファイル)↑


バロネスのグリーンモアは進化を続けております。

まず、ここ10年程前からの歴史を振り返ってみます。

1999年、リール回転を高速にするHCギヤ(ハイクリップギヤ)を開発しました。

『LM55・65シリーズHC仕様』として販売し

「グリーン面が滑らになり、パッティングクオリティも向上する」と好評をいただきました。


2002年には、『LM56・66G』としてフルモデルチェンジし

HCギヤを標準装備して、フロントグルーマの正転・逆転が可能になりました。

新世代のベントグリーンが全国で広まりはじめた頃で

芝刈り機として、より緻密なセッティングが可能になり、多くのお客様に

「新しい時代のグリーン管理に最適な1台」と好評をいただきました。


2007年には、リール回転をレバー1つで変更可能な

「High/Low(高速/低速)切替機構」を開発しました。

グリーンコンディションやゴルフ場様の用途に合わせ

幅広い使い方が出来、特にグリーンへのストレス対策に効果的だと、現在まで多くの支持をいただいております。


このように、バロネスグリーンモアはお客様のニーズや時代の傾向に合わせて進化し

皆様のグリーンづくりをお手伝いさせていただいております。


バロネスグリーンモアを使用していただくことで

「カッティングクオリティ」を上げ、「パッティングクオリティ」を向上させる!


良いグリーンづくりのために・・・

少しでも綺麗に刈れるように・・・

より滑らかにボールが転がるように・・・


バロネスの想いが皆様に届くように、これからも努力をしていきます。

グリーンモア

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

今回、バロネスグリーンモア50年の歴史の中で、初の試みとなる変更点があります。

それは・・・

〈走行ドラムからディンプルが消えました!〉

ノーディンプル

ただそれだけ?

と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、まずはこの写真をご覧ください。

比較

これは、ドラムのディンプル無とディンプル有の作業時(走行時)における芝面状態を

砂上で表現したイメージ写真です。

実際のグリーン上でこのような凹凸が出来ることはありませんが

ディンプルの有無によって芝生を「踏むところ」と「踏まないところ」が

存在していることが、この写真でわかると思います。


次に下の表をご覧ください。

ディンプル表

見ての通りではありますが、22インチのドラムでは、なんと1uあたり約270個

500uのグリーンでは約135,000個もディンプルの跡がついています。

比率にすると13%、全体の約1割において芝生面への条件が異なることとなります。

『均一なグリーンコンディションを如何にして作るか』を

日々考えられているグリーンキーパーの皆様には興味深いデータではないでしょうか?

このNDドラム(ノーディンプルドラム)タイプをお使いいただいているお客様からは

作業後のグリーンが綺麗に見える、面が出た、グリーンの雰囲気が良くなった、など

ありがたいお言葉をいただいております。


そもそもドラムのディンプルは、高麗グリーン(高麗芝)や砲台グリーンが主流であった当時

登坂力を目的として施されたとされています。

しかし、近年では1グリーンのベント化が進み、その必要性を再認識することが指摘されました。

乾いた高麗芝では滑ってしまっても、湿ったベントなら滑らない。

滑らず作業できるのであれば、面造りに対して阻害する要因はなくしてもいいのではないか?

すなわち、「ドラムにディンプルは“必須”という訳ではない」という結論に至ったのです。


もちろん、勾配のあるコースや砲台グリーン、アンジュレーションのきついグリーンや高麗グリーンを初め

近年注目度が上がっているバミューダグリーンなど

これからもドラムのディンプルが必要とされるコースは数多く存在すると思われます。


今回のモデルチェンジではディンプル無しドラムを標準装備としましたが

もちろん今までのディンプル付きドラムもオプション設定にてご用意しております。


皆様には是非その違い、能力をご確認していただきたいと思っております。

グリーン刈り

最後に、各コースによって“良いグリーン”と“求められるグリーン”は異なると思われます。

それによって必要とされる機械、セッティング、使い方も異なってきます。


今回は、変更点の1つである走行ドラムを中心に紹介させていただきましたが

この他にも前ローラー形状やグルーマの種類、ギヤの組み換えによるクリップピッチの変更など

用途や要望に合わせたオプション設定を数多く取り揃えております。


そんな皆様の様々な条件、要望にお応えし、少しでも皆様のお力になれるよう

バロネスグリーンモアはこれからも進化を続けて参ります。


「バロネスを使えば、よりよいパッティングサーフェスができるよ」と、皆様に言ってもらえるように。


→バロネスのグリーンモアはこちらから←


(株式会社 共栄社 営業部 大谷)   

矢印 トップへ戻る

それでは、今回はこれでおしまいです。
次回をお楽しみに・・・(^−^)2011.10発行

→ バックナンバーはコチラ ←

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

  メール配信先や登録内容の変更やメール配信の停止などのお申し込みは、
下記のURLまでお願いいたします。

  http://www.baroness.co.jp/mmtop.html

  Eメールマガジンに関してのご意見・お問い合わせは
  下記アドレスまでお願いいたします。

  eigyo@baroness.co.jp

 バロネス Eメールマガジンに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
All contents Copyright:株式会社共栄社 All Rights Reserved

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□